jibun09の日記

長々とした日記を書いています

3月21日

いつもの出勤時間に目が覚める。頭はぼーっとしていて身体も疲れているけど二度寝する感じにならず、ぼーっとTwitterを眺める。imdkmさんが書いている英語ブログのtofubeats記事を読んで唸る。『FANTASY CLUB』から『RUN』への接続。僕はどちらも好きだ。ちょっといじけるような前作、とにかく動き出したというような今作。久しぶりに英語の文章を単語の意味を調べながら読んだ。英語で読むと、意味を一つ一つ辿りながらになるので丁寧に読める感じがして面白いなと思った。

気づけば二度寝していて時計は9時を指している。まだ寝ようと思えば寝れる、と思いながら身体を起こしてキッチンへ向かう。ベーコンエッグを8枚切食パンで挟んでサンドイッチにする。ここ数日胃の調子が悪くて買い込んだヨーグルトやら、すりおろしたリンゴやら、グラノラやら野菜ジュースをお供に朝食をとる。久々に珈琲を挽いて飲む。

久々にテレビをミュートにしたままSpotifyを垂れ流していると、『ひよっこ』の総集編が始まってテンションが上がったのでそのまま観る。『ひよっこ』は『あまちゃん』とキャストの重なりがあったり、ファン層が近かったりして気になっていて、けれどチャンスがなくて初見だった。総集編ということでやっぱりあの手の作品の良さが削がれてしまっている感じもあったけど面白かった。最近涙もろくなっているのか、開始数分のシーン(どのシーンだったか忘れた)で泣いてしまった。有村架純かわいい。

総集編の後半は13時からということで、始まるまでの間に掃除をすることにする。冒頭のimdkmさんのブログに紹介されていたさとうもかのアルバムをかけながら箒で床を掃く。コタツの布団をはがして外で埃を叩く頃には雨は上がっていた。

時間的に昼飯をどうするか、と思ったけれど別に時間だから昼飯を食べないといけないということはなく、『ひよっこ』総集編の後半を見ながら、数日前に買ったクリームパンをかじる。やっぱり『ひよっこ』良かった。劇的な大事件が起こるわけではなく(父親の失踪や記憶喪失はデカいけど)、何か大きな夢に向かって邁進するでもなく、大事業を起こすわけでもいないみね子の姿が染み入った。自分の稼いだ給料で一品ずつ洋食屋のメニューを制覇していく喜び。出会った人たちとの関係性。やっぱりこのドラマは切り貼りされた筋書きを追う総集編じゃなくてきちんとノーカット版を観ないといけない。いつかちゃんと観よう。

気がつけば15時前で、外に出ようと思う。前に珈琲豆だけを買ったカフェで文章でも書こうかと思って支度をして家を出る。雨は上がっていて、アスファルトが濡れている。今日は暖かいのではと思ってアプリの天気予報を見るともう春の陽気だ。普段よりも薄着で歩くのが気持ちいい。

カフェの二階に陣取って珈琲を飲みながらpomeraをカタカタやる。特段書きたいことがあったわけでもないけれど、久々にまとまってとりとめもないことを打ち込む。買ったまま途中になっていた『中動態の世界』の続きを読む。文法の込み入った話の途中で止まっていたので内容がさっぱりわからない。また気が向いたら気が向いたところから読もうと思って店を出る。

銭湯にでも行くかと思っていたけれど、家でホットケーキでもしながら酒が飲みたいと思って酒屋の方向に足を向ける。途中、ここまで来たのだからと地下街に入って、無印良品に寄る。良品週間でレトルトカレーが安くなっていたので3つ購入する。

本屋にも寄って前から読みたいと思っていた『凪のお暇』を探す。最新刊だけ平積みにされていて、一巻が見当たらずしばらく店をうろうろしていると、panpanyaの新刊も出ていることに気づいて手に取る。いったんはこれも買おうかと思ったけどちょっと惰性で手を出している気がするな、と思っていたら『凪のお暇』一巻を見つけたのでこっちだけ買うことにする。

酒屋に寄ってチューハイを二本買って鴨川を渡る。空が広い。写真を撮る人、ランニングする人、散歩する人。朝食のパンを買うためにスーパーにも寄ると惣菜コーナーに焼売を見つけたので買う。帰宅して一息つくとホットケーキという感じでもなかったので米を炊き、味噌汁を作りながらチューハイを空けて焼売をつまみ、凪のお暇を読む。社会からの断絶、ドロップアウト。読んでしまう空気、「いりません」と言える・隣の人に話しかけられる勇気。身に覚えがありすぎてよかった。楽しく生きたい。

気の乗らない用件についての連絡を済ませて、気分がそわそわするので何か見たいと思ってプライムで相席食堂を見る。飛ばしていた寛平ちゃんと鈴木奈々の回。最近の放送も見たい。最近聴くようになったHomecomingsのアルバムを聞きながらだらだらする。明日は出勤で気が乗らないけどまだ19時台なので、早く寝てもいいし銭湯に行ってもいい。

 

3月17日

頭と胃が重くて何もする気が起こらない。今週仕事が立て込むのでちょっと自宅でも仕事に手をつけたりするか、と思ってデータや書類を少し持って帰ったけどちらっと見ただけで全然手をつけていない。

昨日は友人と会うためになんばに出ていた。京阪電車と地下鉄を乗り継いで1時間と少し。もともとは僕の恋愛関係の近況を聞いてほしくなって誘ったのだけど、実際には仕事の話とかもできてよかった。仕事も恋愛も、「この人しかない」「この仕事しかない」と思い込んでるとしんどいな、と思った。思わぬところに出会いがあったり、それが次の何かにつながったり、そういうのを楽しめるといい。

昨日からフィッシュマンズを聴いている。Spotifyで『男達の別れ』を見つけてしまった。夜つけっぱなしにして寝ていた。

頭がぼーっとするのは昨日飲みすぎたからということと、昨日の午前中に行った耳鼻科でもらった薬のせいもあると思う。数年ぶりにきちんと病院に行って言われたのは「あなた重症ですよ」といういこと。キツめの薬を出されたらしい。意識が朦朧とする。

友人にすすめてもらった『500日のサマー』を観る。いい話だった。ああ好きな人できるとこういう感じになるよなとか、ヒロインが『モテキ』の小宮山夏樹っぽいなとか、最後のシーンのコーヒー誘うくだり良かったなとか。

Twitter眺めてたら晩ごはんにウインナー入れた味噌汁とトースト食べてる人がいて、真似した。ウインナーはなかったのでベーコンで代用したけれど。トーストは朝ごはんに食べるものだと思っていた。でも別にそんな決まりはない。味噌汁と言えばごはんというのも別に決まっていない。

メルカリの5%オフのクーポンがあったので、SHUREのイヤホンにつなぐBluetoothのケーブルを買った。イヤホン関係、数年前にSHUREにしてもう悩まなくていいと思ってたけどここまでワイヤレス主流になると思ってなかった。

2月6日〜15日

怒涛のように過ぎた2週間だった。先々週の週末は色々と重なって鬱々としていて、先週の週末で少し持ち直した気がしたけれど、平日どんな風に過ごしていたのかほとんど記憶がない。自宅に帰って、ごはんを食べて、風呂に入って…という以外のことがほとんど思い出せない。Amazonプライムドラゴンボールのアニメを見始めたことしか覚えていない。職場では話したいな、と思っていた人とはめっきり話せなくなり、なんだか業務が立て込んでいてさっき出勤したと思ったらもう夕方、みたいな日ばかりだった。

参加をキャンセルした友人主催の催しの感想が、Facebookやら何やらで流れてくる。年間を通じて続く催しで、これから継続的にそういった情報が目に入ってくるのだろう。いいなあ、僕も参加したかったなあと思う。そう、やっぱり参加したかったのだ。あれこれ難しく考えすぎたのかもしれない。けれどキャンセルを決めた時はそうとしかできなかった。「それは失敗じゃなくて枝分かれした一本の道」とPUNPEEも言ってるじゃないか、と思って気分を落ち着けようとするけれど、やっぱりもったいなかったかもなと思ってしまう。

2月5日 眼鏡修理

2月5日

久々にこの日は自転車で職場に向かう。正直なところ、昼間のことはよく覚えていない。1日の仕事が終わったらびっくりするぐらいの疲労感が残ったことはしっかりと覚えている。眼鏡を修理に出さないといけないので、スペア用の眼鏡を買いに行く。

職場の同僚に「茶色の丸型がが似合うと思う」と言われたのを思い出しながら眼鏡を選ぶ。店内には外国人の客が多く、みんな適当に冷やかしては出て行くので僕だけがずっと店内にいる感じだった。いくつか候補を選んで、同僚のアドバイス通り丸型の茶色のものに決めて、店員に「これでお願いします」と渡す。

視力検査をするために、奥のスペースに通される。と思ったのだけど、どうやら今の眼鏡の度数に合わせるのなら検査までは必要ないらしい。あの視界の奥で気球を眺めるやつ(未だにあれが何なのかわからない)で眼の状態を調べて、店員も「今の度数で問題なければこれでいきましょうか」とのことだったので、すんなり検査が終わった。

店員が手続きをしている間、ここは外国人の客が多いんですか、と尋ねる。「そうなんです。今はちょうど中国の旧正月なので特に多いですね。うちはスタッフも半分以上が外国人です」みたいな会話を交わす。なんだか、最近は店員と会話したい気分らしい。

待ち時間が30分くらいと短時間だったので、隣のカフェに入ってカフェオレを頼む。二階席に上がってPCを開いてブログを書く。店内はわりと空いていて、ちょうど良さそうなソファ席があったけれど「3人以上でご利用ください」と書いてある。そこをスルーして2人テーブルに腰掛ける。

時間がきて眼鏡を受け取る。その足でいつもかけている方の眼鏡の修理のために眼鏡屋をはしごする。店内に入ると昨日の店員がいて、「昨日もきたんですが…」と言うとすぐにわかってくれて安心した。何やら手続きをしている間に座って待つ。まずは見積もりが出たら電話で教えてくれるらしい。「スペアあったんですね」と言われたので「いえ、なかったので買ったんです」と言うと、なぜか店員に「いやあすいませんね〜」と謝られた。でもとってつけた会話という感じもしなくて、気持ちのいい人だった。

帰ってYoutubeを見ながらひとり分の味噌鍋を食べて、少しネットで調べ物をしてから眠る。

2月4日 息切れ・眼鏡・ボヘミアン

2月4日(月)

久々の出勤。朝起きると身体がだるい。けれど絶望的に出勤できないとかそういうわけではなかったので大人しく職場に向かう。いつも通勤に使っている自転車は職場に置いてきてしまっているのでバスに乗る。大通りを行く道すがら、胸の奥が苦しい感じが続いているなと思う。やっぱり調子はあまり良くはない。デスクに座ってもなんだか息切れする感じがして、午前中に同僚と打ち合わせがあったのだけど同僚は同僚で色々とあったようで、お互いの近況を話していたら昼前になってしまった。

こういう日は気分転換が必要だと思い、休憩時間にスマホで映画の上映スケジュールを調べる。こういう日に見るべきはアクションとか、情報量やテンポの早いものがいいと思ってページをスクロールすると「ボヘミアンラプソディ」が目に入る。ドラゴンボールとかマスカレードホテルも気になったけれど、ボヘミアンを観ることに決める。

日曜日に眼鏡を落としてフレームに傷が入って歪んでしまったので、映画に行く前に眼鏡屋に行く。その場ですんなり直るものと思っていたら、修理に一ヶ月かかるらしい。スペアの眼鏡なんて持っていないので、後日出直すことにした。とりあえず応急処置をしてもらって「そーっと使ってくださいね」と店員から念を押される。「地震とかで壊れちゃったら困るけどなかなかスペア作らなかったんですよね」と、自分にしては珍しく店員とフランクに喋っている。

映画開始まであと30分。夕食は上映後かなと思っていたけれどお腹が空いたのでマクドナルドに入ってテリヤキのセットを頼む。テリヤキはいつも、包装紙を開けると全体的にペチャンコで頼んだことを後悔する感じがある。けれどいつも注文するときは忘れている。

いつもの自販機でクラフトボスのカフェオレの小さいサイズを買って映画館に入る。この間何かの記事で映画館の維持はドリンクやスナックに寄るところが大きいというのを読んでいたので、少し後ろめたさを感じながら受付を通って自分の席を探す。館内はそこそこ人が入っていて、けれど隣が空いていたのでコートを置かせてもらう。予告が流れる中ガサガサと大丸のビニール袋を下げたダウンを着た年配の男性が僕の前を通って2つ隣の席に座った。入ってくるタイミングとか、予告中にスマホ開いたりしていてちょっと心配だったのだけど、案の定上映中に隣の客にたぶん「ポップコーンの音がうるさい」とか悪態をついていた。まあそれ以上何もなかったのでよかったけれど。

映画はとてもよかった。僕はクイーンの音楽はあまり知らないし、特別思い入れがあったわけではないのだけど、ああこれは自分の存在を認めてもらう喜びを描いた作品だと思ってぽろぽろと泣いてしまった。エンドロールで流れた、婚約者とのその後の関係性の解説も染み入るものがあった。たとえ性愛の対象とならなくても大切な人というのはいるし、互いのあり方を尊重しながら関係性を続けていけるのはとても素敵だなと思った。現実はもっとドロドロとしていて混沌としているのだろうけれど、なんだか勇気付けられたような気がした。いい映画だった。

駐輪場で支払いを済ませて帰宅するともう10時だった。そそくさと風呂に入ろうと思ったけれどプロフェッショナルがMIKIKO先生の回で、最近調子の悪いレコーダーが案の定仕事をしなかったので、結局風呂を挟んで最後まで見てから床についた。

2月3日 からふね屋

近所のからふね屋に来てパフェを食べている。朝Twitterか何かでパフェの写真を見て完全に感化されてしまった。今日は節分で、近くの神社で催しがやっていてそのせいか店内に入るまでに少し並んだ。けれど店員に呼ばれて二階に上がってみると席はがらがらで、水のグラスやナプキンが散らかったテーブルがいくつも放置されていて、単に店員の手が回っていないのだとわかる。

注文して20分くらい待っただろうか、ドタドタと音をさせながら歩く長髪の男性店員がパフェを運んできた。「コーヒーすぐにお持ちします」と言ったきり、ガラガラの禁煙席の片付けに向かったりしていて効率が悪いなと思う。飲食店のサービスに過剰な期待をかけたりはしないほうだけれど、もうちょっと効率よく動いてほしいなと思いながらコーヒーを待つ。

しばらく本を読みながらパフェを食べる。けれど半分くらい食べたところで気分が悪くなってきた。半分の量くらいがちょうどいいのかもしれない。なんだか残すのもな、と思いながらちびちびと生クリームを口に運んでいる。

昨日、親しい友人が開催する催しへの参加をキャンセルしてきた。彼は僕にとってとても大事な人で、一時期メンタルが落ち込みかけていたところを元気に乗り越えられたのは彼のおかげだといっていいと思う。直接会って話をして、キャンセルします、やっぱり参加します、みたいに自分の主張が二転三転して、結局帰りにキャンセルすることに決めてメッセージを送った。彼からまだ返信はない。

ころころと自分の主張を変えてしまったことへの後ろめたさや、彼の中で僕の信用はがた落ちではないかとか、そういうことを考えて気分が落ち込んで、部屋の中を散らかしたまま昨日は寝てしまった。今日起きてからも気分が落ちきっていて、スマホで鬱のセルフチェックをして「軽度の鬱が疑われる」みたいな結果を見ながらだらだらしていた。

別に彼の催しに参加するから僕は彼の友人だということではないだろう。それは頭ではわかっているつもりなのだけれど、その辺りが未分化で、だから少し距離を取ろうとしているのかもしれない。彼のやろうとしていることは一種の表現活動で、それはもう真摯に彼はそれに取り組んでいる。僕もそうした活動をするのは面白いと思っていたのだけれど、だんだんそれ自体が面白いのか、彼と何かできるのが面白いのか、わからなくなってきた。だんだん、彼に気に入られるためにやっているのではないか、みたいな気持ちがわいてきて、居心地が悪くなってしまった。

なにかを表現するということは楽しい。それは自分にとって今後もそうだろうと思う。自分の中で仕事の位置付けが前と変化していて、以前よりももうちょっと仕事がんばろうかなとか、組織の中で役割をきっちり果たすみたいなことをもう少しやってみたくなってきている。別に出世しようとかのし上がろうとか、でかい仕事がしたいとかそういうわけではないのだけど、前ほど仕事に絶望していない。ある程度、自分に安心感やアイデンティティや、自己実現の機会を与えてくれるものだという認識に変わってきている。

だから、催しに参加する別の友人が「自分には表現活動しかない」みたいなことを言うのを聞いていて、ああ自分は特段そういうわけではないなと感じてしまった。「本気で表現活動をしていきたい人」かどうかの判定をされているような気分になってしまったのだと思う。僕は、自分の生活の中に、他人とうまく調和を取りながら仕事を遂行したり、あるいは人と話す中で自分が広がっていくような、物事の精緻さや解像度が上がっていくような体験をしたり、感じたことを書き留めて誰かに見てもらったり、そういうことを今後もしていきたいのだと思う。

まずは自分の生活を、しっかりやりたいなと思う。

 

10月31日

今日はいつもよりも目覚めが悪くてしばらく布団の上で悶えてから起床。パンと卵とベーコンを食べて家を出る。気温がずいぶん下がっていて自転車が寒い。

いつも通りの時間に職場について午前の業務を粛々と。隣の席の人が通信の大学院に通っていて論文を書いているという話を聞く。最近はまっているものとかあるんですかと聞かれたので、

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これの話をする。俳句、以外とパズル的に楽しめるものだとわかって面白い。

打ち合わせが入っていたので少し早めに昼休憩。午後からもいつもと変わりなく粛々と。最近はまだ仕事が落ち着いているので、ちょっと雑談などしながら仕事を進める。

終業後にチューハイとお菓子などを買い込んで帰り、残りごはんでチャーハンを作る。フリースタイルダンジョンを見ながら完食。

バチェラーのシーズン2が佳境で、チューハイを飲みながら鑑賞。実は数ヶ月前にTwitterで最後に選ばれる女性のネタバレ写真を見てしまっていて、もう最終回前なので結果が見えているも同然。女友達からはバチェラーなんか男が見て楽しいのかと言われたけど、見始めたら面白い。今日は一人なので酒飲んでゆっくりしようと思う。