jibun09の日記

長々とした日記を書いています

賃貸契約

物件の入居申し込みをしてしまった。

以前から、今住んでいるところを引っ越したいと思ってSUMOを漁ったり不動産屋を訪ねてみたりしたけどなんだか決め手に欠けて、まあ急がなくてもいいかと思っていた。良さそうな物件はあったけど、今いる場所よりも家賃がずいぶん上がるので「ここまで出したいのか、出せるのか」と考えたらよくわからなくなっていた。

この間、「そうか鴨川の見えるマンションなら住みたい」と思ってひたすら川沿いを歩いた。川の見えそうなマンションで手頃そうな物件の名前をスマホで検索して家賃を調べたりしながら帰った。やっぱり鴨川沿い=京阪沿線なのでどこもそこそこ値が張って、まあゆっくり考えるかと思っていた。

そんな矢先、昨日、友達と共同で借りているアパートを解約することになった。僕は今、住んでいる場所とは別に、ほかに3人の友達と家賃を折半してアパートの一室を借りている。特に用途を決めたわけでもなく、誰かがずっと住んでいるわけでもなく、でもちょうど1年と7ヶ月前にそういう話になって、借りた。そこを借りている間にはほんとうに面白いことがたくさん起こって、それについてもまた書けたらと思うけど、とにかくそこは解約することに決まった。

昨日はそのアパートに泊まって、今朝家に帰ってきてぼーっとネットで物件を見ていたら良さそうなところがあって、不動産屋に行った。この間、川沿いを歩いたときに外観だけ見た物件だった。マンションの名前がよくわからなくてうまく検索できなかった物件だった。

最近友達と引っ越しの話をしていて、信用できる不動産屋と出会って「この人が言うならここしかない」みたいな決め方をしたというのを聞いてちょっとあこがれていた。ぼくは今住んでいる場所は「とにかく安いところを探そう」と思ってネットで調べて、ほぼそこに決めて不動産屋を訪ねたので他の物件も見なかったし、前の住人がまだ住んでいて内覧もせずに決めてしまった。だからそういう「不動産屋とあれこれ話をしながら気に入った物件に決める」みたいなのにあこがれていて、なので今日訪ねた不動産屋の担当者はなんというか理想と違った。若くて、ああ実績つくりたいんだろうなこの人というのがぷんぷんしていて、一度は何も書かずに帰ろうと思った。でも結局、申し込み用紙を書いてきた。

物件はなんというか、すごくよかった。窓が大きくて鴨川が見渡せる。キッチンは小さめでベランダがないから洗濯物が干しにくいけど、部屋に入ったときの第一印象がよかった。

ほかの物件との微妙な値段の違いを吟味するとか、そもそも今の物件に不満な点を解消するだけならもっと安いとこでもいいんじゃないかとか、いっそ実家に帰るのもなくはないんじゃないかとか、別に川は行きたい時に行けばいいのではとかいろいろ考えられるけど、自分が「住んでみたい」と思うところに住んでみるというのが、今やってみたいんだと思う。なのでたぶん、住むとおもいます。