jibun09の日記

長々とした日記を書いています

茄子とコーヒー

久しぶりに書く気になった。

さっきまで西の空に出ていた半月がつい5分前は少し赤みがかって、今ではもう雲に隠れてしまった。窓から見える川の向こう岸にあるホテルの客室の明かりも少しずつ消えてきて、というかカーテンに隠れてきて、夜なんだなと思う。

今日は劇団ブルーエゴナクの公演『ラッパー』を観に行って、カレーうどんを食べて昼寝して、ちょっと買い物に出て人と会ってなすカレーをつくってワインを飲んでコーヒーを挽いて飲んでわりといい気分でいる。『ラッパー』については感想をまた書くかもしれない。

昨日はオムライスを作ろうとしてフライパンを触ってしまって手を火傷して、氷で冷やしている間に40代の人が書いてるブログを読みあさっていた。読んでいるうちに自分の仕事のことを考え出してしまって、ああ今だからこの感じでやれているだけで、40代になってもこんな感じでふらふらしていたら行き倒れてしまうんじゃないかみたいな気分にもなっていた。

けれど今はそういう感じは特になくて、もうなんだか「なるようになる」という気分のほうが前に出てきている。『ラッパー』にも出てきたいわゆる「臭い」フレーズだけどまあ、なんとかなるのではないかという気もする。

「受験に失敗したら人生棒にふる」とか、この「受験」を「就職」と読み替えてもいいし、「30を越えたら転職は厳しい」とか、そういう言い回しは確かにある程度の信憑性があるくらいには世間では筋が通っていて、確かにそうなんだろう。だとして、その「失敗した」とか「30を越えた」人が必ずしも悲惨な感じになっているかと言えば、確かにそういうケースもあるのかもしれないけれど、じゃあ「失敗しなかった」人が例外なく悲惨でない人生を送っているのかというとまあそうとも言い切れないわけで、そう思うともう何でもいいかという気にもなっている。アルコールが入っているからそう思うのかもしれないけれど。

とりあえず、茄子はもう少し火を通したほうが柔らかくなって旨いし自分で挽いたコーヒーは旨いということがわかって今日はそれで十分だなという気がする。