jibun09の日記

長々とした日記を書いています

10月22日

気づいたら2ヶ月くらいブログを更新していなかった。この間に色々なことがあって、1つ年をとって30歳になったりいろいろと列挙しようかと思ったけどちょっとためらっている。たぶん大きいのはいわゆる恋人という人ができたからで、こういうことをこのブログに書こうと思っていなかったからだと思う。

いわゆる、と書いたのは付き合うとか恋人同士になるというのはどういうことか、ということが自分でもよくわかっていないからで、けれどそういう関係性の人ができたことで時間の使い方がだいぶ変わった感じがしている。前までは予定がそうそう埋まることはなかったし、基本的に一人で大抵のことをやって、たまに友人と会ったりイベントに行ったりするくらいの感じだった。それが恋人と予定を合わせるようになったし、食事に行く回数も増えたし、自分一人だと行かなかっただろうなという場所に行ったりする。こういうことって、やっぱりちょっと時間を置いたり客観視できるようにならないと書けない。今なんとなく、ふと思い立って書こうという感じになった。

今日は台風で、一日家にいるぞと意気込んでいた。なので昨日のうちに食料品とかの買い物は済ませておいて、今日は午前中に投票に行ったついでにスーパーに寄った以外は外に出ていない。読もうとして読めていない本が何冊かあって、だらだらと過ごしながらそのうちの一冊を読んでいた。

Coyote No.60 SAUNA for Beginners

Coyote No.60 SAUNA for Beginners

 

Coyoteのサウナ特集の回。

もう何年も特にライブの予定とかがなければ旅行に行こうという動機もなかったし、ましてや海外に行こうなんてほとんど考えなかったのだけど、一気にフィンランドに行きたくなってしまった。街のいたるところにサウナがあるなんて至高だ。航空券、調べたら片道10万くらいらしい。もちろん気軽に手が出る金額ではないけど、いっぺん行ってみたい。

特にやりたいことが強くあるタイプではないのだけど、サウナは日常の延長の半非日常という感じがして好きだ。ライブとかだと完全に非日常に身を投じる感じがあるのだけど、銭湯とかサウナはあくまで生活としての「入浴」の拡大版だし、けれどちょっといつもと違う気分になれるからいい。

長崎の古い温泉街に移住した友人から「そんなに好きならこっちでサウナやればいいのに」と言われた。彼は最近若手が移住して盛り上がっているその土地に僕を連れて来たいようで、会うたびに勧められるのだけど、そういう移住というのはたぶん自分なりの武器というか、特殊能力があって成立するんじゃないかと思っている。カフェをやるつもりだとか、デザイナーをやっているだとか、何かしらの小商い的な実績や志向がないと難しいんではないかと思っている。

サウナだったらやってみたいな、という漠然とした気持ちと、Coyoteに載っていた移動式サウナとかテントサウナが素敵すぎてできるんちゃうかという気持ちになって一人で静かに盛り上がってしまった。けれどまあ、こういう話はそういうおっきなイメージを持っても僕の場合はどうにもならないので、日々粛々と気が向いたときに近所の銭湯に出かけることしかできないなと思う。とりあえず夕飯でもつくって、選挙速報でもだらだら見ながら酒でも飲もうかなと思う。