11月17日・大橋裕之×柴田聡子トーク&ミニLIVE
昨日これに行ってきた。
大橋裕之は前から好きで、そこに柴田聡子の組み合わせなんて行くしかないと思って、仕事を切り上げて大阪に行った。
イベントの様子とかやった曲とかを書こうかと思ったけどどうもだめだ、書いてておもしろくないのでやめた。ライブはとてもよかった。柴田さんがちょっと緊張していたのか何回も間違えたりしていて、やっぱりワンマンの時のホーム感とは違うのかもなあと思った。ワンマンライブだとあの柴田さんのおどおどした感じの挨拶とか、挙動不審な感じをファンは微笑ましく見守るみたいな空気感があったのだけれど、この日はちょっとアウェイ感があったような気もする。でも相変わらず柴田さんの曲はとても良くて、『大作戦』のこのラインとか
スタンドには、応援団いる、野次馬たちいる、好きな人がいる、こわい人がいる
『ニューポニーテール』のこのラインとか
さんご・ダイヤモンド・パール・プラチナ
リフレインがやっぱりとてもよかった。
トークイベントは司会の方の慣れない感じがけっこう出ていて間延び感があったのだけれど、柴田さんと大橋さんの間で音楽とか漫画とは直接関係ない話題にどんどん展開していく感じが面白かった。大橋さんは通っていた高校最後のモールス信号を習った学年だとか、モールス信号のリスニング試験があったとか。あと学校にはヤンキーとアホしかいなかったらしく、どうりで漫画にヤンキーがあんなに出てくるのかという発見もした。
小さいイベントだろうしなと思って、『大橋裕之の1P』と『愛の休日』とサインペンを持って行ったのでサインしてもらった。サインというのはいつもちょっと躊躇するというか「サインをもらうほどファンじゃないかもしれない…」と急に弱気になったり「知り合いづてとかじゃないとサインとかおこがましいのでは…」とか思って物怖じしてしまう。けれど 大橋さんは快く引き受けてくれて嬉しかった。「なんかリクエストありますか」と聞かれて、似顔絵を描いてほしいと思ったけど遠慮して言えず、『遠浅の部屋』の主人公を描いてもらった。
目の前で白紙のページの上に線が描かれて世界が生まれる過程を見ているようで感動してしまった。で、やっぱり目から描き始めるんだなと思った。あとでTwitter見たら似顔絵らしきものを描いてもらっている人がいて、やっぱり似顔絵をリクエストすればよかった。フェスとかで似顔絵屋さんをやっているようなので、今度は描いてもらいたいなと思う。
結局イベントの様子を書いたな。あと原画展もよかった。やっぱり原画は作家の息づかいみたいなものが感じられていい。行ってよかったな、という感想でした。