jibun09の日記

長々とした日記を書いています

4月16日

今日は毛布を洗濯した。「柔軟剤を入れたほうがいい」とどこかで読んだけれどうちに柔軟剤はない。買いに行く気にもならなかったので、もし何かまずいことになっても大した問題ではないと思いそのまま洗う。案の定、仕上がりはぜんぜん問題なく洗剤だけでふわふわに洗えた。ロープを張って干して、その間に衣類などの洗濯も済ませる。もう着ないだろうと思われるユニクロのニットを手洗いして洗濯機で脱水、窓際に干す。

洗濯の合間に、ドラゴンボールを見ながら昨日の炊き込み御飯の残りで作ったおにぎりと味噌汁の残りを朝ごはんに食べる。「ドラゴンボール超」は最近までぜんぜん見ていなくて(テレビもなかったし)、けれど去年の末に大学の同期がおもしろいと言っていたので3週前くらいからちょくちょく見ている。監修に鳥山明が関わっているだけあって、過去のストーリーへのリスペクトや関連が感じられて良い。今日はデンデがウーブの存在をほのめかしていたし、そういえば過去作では17号と悟空は対面していないんだと気がついた。小さい頃からの原作のファンとしては、見ていて嬉しい。以前、荒木飛呂彦が「主人公が無限に強くなっていく構造はおかしい」みたいな趣旨のことを発言していた記事があって、これは明らかにドラゴンボールの戦闘力インフレを彷彿とさせる。けれどこの作品は宇宙規模の武道会に戦闘力では到底及ばない地球人のクリリンが参加する正当性みたいなことをちゃんと描いていて、いいなと思う。

冬物のコートをクリーニングに出してスーパーでティシュとトイレットペーパーとマスクを買って一度家に戻る。今日は気温も高くて気持ちいいけれど花粉がきつい。洗濯などが落ち着いたので、外に出ようと思う。前から鴨川を北上していくとどんな景色に突き当たるのかが気になっていて、今日がそれをする日だと思う。自転車に乗って川沿いを北上していく。

桜はほとんどが葉桜になりつつあるのだけれど、まだ桜を楽しめるお祭り感みたいなもので河原は溢れている。親子連れや、大学生グループや、年齢層の妙に幅広い集団や、いろんな人がシートを広げて笑ってごろごろしている。いいなあ、こういうザ・お花見みたいなことを今年はしなかったなあと思いつつ、けれど自分が人を集めるといったことはあまり得意ではないことに気がついて妙に納得する。学生のころはサークルのリーダー的な立ち位置だったこともあって、「他にやる人がいないから」という感覚で幹事や人集めとかをやっていたけれど、今思えば別に好きなわけではなかった。年齢を重ねるにつれて集まりには呼ばれたら行く、呼ばれても行かないこともあって、自分から声をかけたりするのは大抵が1対1で飲みに行くとか、そういう感じだ。別に好きでもないのにやっていたことがわかるのは、ちょっと寂しい気もするけれど気が楽になる。

川を北上していくと、踏み入れたことのないエリアに入る。自転車道は少し狭くなって、いわゆる「鴨川」然とした風景というよりは一般的な川の風景に近くなる。つまり土手が狭くなって、舗装が荒くなって、人が減る。目に入ったコンビニでトイレを借りる。昼食をとる場所を探そうかと思うけれどすでに何軒か通り過ぎたようで、とりあえずさらに北上する。しばらく行くとある橋の部分で河原の道は途切れていて、車道に上がらざるを得なくなる。ここまで来るともう「鴨川を北上する」という感じはなくなってきて、けれどなんとなくさらに進む。ほぼ「山道」といっていい風景に入って行って、ちょうど分かれ道が見えたのでここで引き返そうかと思う。googleマップを開くと右に曲がれば大回りして知っている道に出るようなので、そのルートを選択する。

すれ違う自転車は、皆本気のサイクリングの人たちばかりだ。つまりヘルメットをしてスポーツ素材の服を着ている。ぼくは古着のシャツにチノパンにニット帽だ。場違い感がすごい。上り坂を越えて長い坂を下り、住宅地に入ってきたところでなんだか満足してしまった。もう第一の欲求としては空腹を満たすことで、けれどなかなか適当な場所が見つからず、しばらく走った挙句マクドナルドに入ることにする。「手頃な定食屋なんかがあれば最高なのだが」という想像は現実にはならず、チェーン店の手堅さのお世話になる。

来週末にいくライブの予習をしたいのだけれどCDはレンタルにもなく、ブックオフにもない。梅田のTSUTAYAなら在庫があるらしいが今からいくのは面倒だ、と思いタワレコでいっそ買ってしまおうかとも思うけれど、よくよく考えると今欲しているのはとりあえず帰って休むことなので家に帰る。足が相当疲れていて、ストレッチしてしばらく横になってようやく回復した。

マストドンが話題になっているらしく、さっき登録してみたがサーバーの負荷が高いのかうまくログインできない。せっかく新しいサービスだから、このブログをひも付けてみるとおもしろいかもなあなどと考えていたら、部屋は真っ暗になっていた。