6月10日
この1週間はなんだか早かった。
先週は金曜仕事を休んで、幕張メッセまでPerfumeの対バンライブに行っていた。金曜は電気グルーヴ、土曜はチャットモンチー。電気とのコラボがなかったのが残念だったけど楽しかった。チャットモンチーがカバーした『TOKYO GIRL』はすごく良くて、この曲ってこんなに切ない曲だったんだと思った。原曲はどうしてもバックのサウンドに気が取られるのだけど、ドラムとギターだけだとメロディがすーっと入ってくる感じがした。えっちゃんのボーカルが切なさを増幅していた。というかえっちゃんめちゃめちゃ可愛い。あれで子持ちとか信じられない。
東京では基本夜更かししてたので月曜辛かった。終始あたまがボーッとしていて、火曜日くらいまでは社会生活のリハビリな感じだった。
基本定時に上がる日が続いていて、帰ってからはゆっくりごはんを食べたりしていた。最近はいわゆる「一汁一菜」的な食事が続いていて、すごく楽。基本的に料理にすごく入れ込むタイプではないので、味噌汁作ればいいだけというのは何度もいうけど楽。あと出汁取らなくても具だくさんだと具から出汁がでて美味い。基本こういう風に食事はルーティンになるとほんとうに楽。こないだ行ったカフェで「一汁一菜」を特集した雑誌を読んでよいけいに「あーこれでいいんだ」と思えた。料理にも「ハレ」と「ケ」があって普段は「ケ」でいい。ちょっとしたお祝いとか気分を変えたい時に肉とか魚とか一品を足せばいい。とのことで、あーもう夕食当面これでいいやと思った。
金曜日は京都METROで青葉市子とテイラー・デュプリーのライブがあったので行った。プレイガイド経由ではなく直接メール予約したのでちょっと通になれたような気分でいたのだけど入場できるのは最後だった。ステージがぎりぎり見えるくらいの位置に立っていたのだけれど、満腹のうえにジントニックが効いて眠気がすごかった。前のtofubeatsの深夜イベントもめちゃめちゃ眠くて、なぜかMETROに来ると眠気と戦っている。青葉市子は家にいる時に聴いててもすーっと眠くなるので、当然といえば当然なのだけど。
青葉市子は、特別好きということでもなかったのだけれどチラシを見て気になっていて、せっかく近くで演るんだし行くか、という感じで行った。「METROは音楽文化の発信地だ」みたいな話も聞くし、ちょっとでも気になる人が出るなら行くかという感じだった。テイラー・デュプリーはほとんど知らなくて、行く前から「僕はわかりやすい音楽が好きだ、という感想を持って帰るんだろうな」と思いながら行ったけど、やっぱりそうなんだろうと思う。ここで色々語れたらかっこいいんだろうな。青葉市子、今度は座って観たい。
今日は朝から掃除、洗濯、自転車のメンテ、日用品の買い出しをしてたら1日が終わった。小さなゴキブリの子どもみたいのが最近出たからくまなく掃除しようと思ったのだけど、始めたら断捨離を兼ねたけっこうガチめの掃除になってしまった。けっこうな量の書類や小物を捨てて、8冊の漫画と文庫をブックオフに持って行って90円。やっぱりいくらモノが少なくても1年近く住むと色々と増えるわけで、たまにこうやっていらないモノを処分するとすっきりするなーと思う。
明日は銭湯にでも行こうかな。来週金曜日は柴田聡子のレコ発に行く。
KICK THE CAN CREW『イツナロウバ』(ROCK IN JAPAN FES 2008)
KICK THE CAN CREWの『マルシェ』を聴いていたのは中学時代で、MCUが「来年で30です」と言っていたなーと、自転車に乗っているとふと思い出す。彼はこの間の復活ライブで「来年で42」と歌っていたし、なんなら僕は今年で30だ。当時の彼を追い越してしまっているというのが信じがたい。
KICK、すごく好きだったし本当に『イツナロウバ』は何回聞いたかわからない。僕にとって日本語ラップを聴く入り口だったし、初めてカラオケで歌ったのも無謀にもこの曲だった。テーマは「夏」だけど「夏」と言わずに夏を表現する、みたいな言葉遊びルールもあってすごく好きだ。
太陽と地面正面衝突 気温も上がり当然今日も
抑えきれぬ冒険衝動 誰もが戻る少年少女
海岸を流れる空き瓶の中 ゆっくり火をつける焚火の中
まだ誰もいない空き地の中 でもそう君は君のまま
身を焦がすほどの熱を気にもとめず
太陽以外何も求めず 息継ぎもせず 瞬きもせず
ひたすら遊ぶ働きもせず
徐々に次第に弱った紫外線 まだ何も終わっちゃいないぜ
ワンサゲン 騒げ いくぜ朝から朝まで 朝まで
その後、連続シングルリリースとかベスト盤を出し始めた頃からあまり聴かなくなっていたのだけれど、大学生になって、ROCK IN JAPANで初めて復活した時の動画を見つけたときは家で叫んだ。
まず客の沸き方がすごい。イントロで後方からダッシュする人がたくさんいる。KREVA以外の2人のバース始めの「待ってました」感がにじみ出る歓声。あとMCUのフローが格段にカッコよくなっている。
一秒も無駄なことはなく 身にまとう汗が物語る
終わらない短い時を 我を忘れて小さい星の中で
一人一人 語ったり 愛しい人に告ったり告られたりするその間に
無情にも時は 過ぎ去ってしまうのみだ
だがまた晴れたらこの仲間で この時間に そうこの場所で
音源とか昔のライブでは、この感じは出ていない。LITTLEも本当にキレがいい。KREVAはこの時のソロの特徴なのか、ちょっとフローが平坦な感じがするけどやっぱり3人揃うと圧巻だ。
この数年後に同じフェスでKICKを見た時は嬉しかったけど、この時はKREVAのライブ終わりにKICKがサプライズ登場することは既に「お約束」感があって、一昨年の大阪ワンマンも行ったけど、やっぱりこの2008年の復活の勢いにはかなわなかった気がする。聴いていた当時を思い出して懐かしくもなるけれど、どうしても「あんなにリアルに響いてたのにちょっと今は距離がある」感じがどこかに残ってしまう。別の曲だけど『sayonara sayonara』とか『アンバランス』を身が切れるような思いで聞いていた当時は文字通り「中二」だったし、もう20年近く経つので当たり前といえば当たり前なのだけど。
噂によると今年、新曲をつくるらしい。いまKICKがつくる曲はどんなになるんだろうか。安易に当時の盛り上がりを追ったりせずに、年を取ったなりの表現が聞けたりすると楽しいんだけどなと思う。あんまりすごい期待はしてないけれど、こういうことがあると自分が年取るのも悪くないなと思う。
5月31日
今日は雨だ。夕方から降ることが予報でわかっていて、けれど朝のうちは晴れていたので自転車で家を出た。夕方職場を出る頃にはまだ降っていなくて、やっぱり自転車で帰ってきた。一度家に寄って図書館に本を返しに行って、近くの公園でコイルをつかまえた。時間差で始めたポケモンGOはたまに開いて、一人トレーナーを楽しんでる。
『パンセ』をようやく見た。ちょっと臭いなーという感じのセリフが目についてしまったり、出来過ぎた会話シーンみたいなのがどうしても気になったけれど短編ドラマなので仕方ないかなという気もする。他の人もブログに書いていたけど、連ドラで見たい。オープニングで過去曲にまつわるモノがいろいろ登場していて上がった。曲も過去曲のオマージュ的な感じがしてよかった。木皿泉は『すいか』がすごく好きで、その感じとはちょっと違ったけれどほっこり、じーんとくるドラマだった。中年引きこもりの挙動の描き方がいかにもステレオタイプな感じがしたのもあったけど、「おかえり」のシーンはやっぱりぐっときたし、そういう些細な出来事をちゃんと描いてる感じがよかった。
こないだ職場の前の上司と飲みにいく機会があって「みんなが機嫌よく仕事するというのが一番難しい」という意味のことを言っていたのを最近よく思い出す。急に振られた案件を渋々対応していたりすると結局退勤してからも後味が悪かったりする。案外モードを切り替えて気持ちよくやっていた時の方が、ストレスが少ない感じだ。まあわかっていても気分的にどうしても無理なこともあるのだけれど。
これから梅雨がきてどんどん過ごしにくくなるんだろうか。帰宅してドアを開けた時にむわっとした熱気がまだ5月でこれだ。湿度と気温が上がったらと想像するのも嫌になるし、去年も同じような状況があったはずなのにもう忘れている。
5月30日
水出しのルイボスティーを買った。去年の夏から飲んでいた麦茶(鶴瓶のやつ)がようやくなくなった。とりあえず安くてたくさん飲めればいいや、と思って鶴瓶の麦茶を買ったけれど、飲むたびにべつに美味しくないな、なんで飲んでんだろうなみたいな気持ちに一瞬、ほんの一瞬なりながら飲み続けていたので今度は飲みたいお茶を買おうと思った。ちょっと薬くさい感じもするけどすっきりしていて良い。
ガパオライスを作って食べた。前に買ったナンプラーと、帰りに買った玉ねぎとひき肉とピーマンで。目玉焼きがうまくできないけど、美味しかったのでよしとしたい。残りは明日のお弁当にしようと思う。あと実家からエビスビールをもらって帰ってきたので飲んでた。
帰りにTSUTAYAに寄った。今週末、Perfumeの対バンライブに行くのでその予習。対バン相手の電気グルーヴ2枚、チャットモンチー3枚を借りた。電気は前に借りたベストもあったのでちょっと聴いてたけど、チャットモンチーはちゃんと音源で聴くのは初めてだ。ベストの一曲目からうわー聴いたことあるぞと思ったらタイトルは『ハナノユメ』で、昔ラジオでは『シャングリラ』よりよく聴いた気がする。2人体制になってからのアルバムをちょうど聴いていて『コンビニエンスハネムーン』が切なくていい感じだった。ちょっと声の感じがYUKIちゃんっぽい。あとこの曲、プロデュースに奥田民生が関わっているらしい。
日本生まれ
日本育ち
日本語を話す
日本酒は飲めないけど
日本でただひとり
ただひとりの私
なんだか最近ぼんやりしている。仕事も、恋愛も、なんだかぼんやりしている。5月だからかな。3月末とか4月は新しい季節が始まるぞーって感じがして、わけもなく何かできそうな気がしていたけど、もうそんな感じがなくなってしまった。慣れてしまうというのはおもしろくないなーと思う。消化試合を続けているような感じだ。いや、消化試合続けていける感じならそれでもいいのだけど、消化試合もいつかできなくなると思うと妙に落ち着かなくなったりする。それは雇用形態的な意味合いでも、年齢的な意味合いでも、体力的な意味合いでも。そういうこと考え始めるとつまらないよな、と思いながら考えてしまう。
あとこの間髪切った。実家に帰って排水溝掃除の手伝いして、メルカリで服を売った。詩の雑誌の新人賞の締め切りが明日で、出そうかなと思ったけど応募料金の支払い方法が郵便為替か何かで、どうも平日16時までしか受け付けしていないらしいので諦めた。しかも土曜日は対応していないらしく、いつ手続きするんだよという感じだったけれどまあ仕方ないかなと思う。
tofubeats『FANTASY CLUB』
すばらしいアルバムだった(まだ1回しか聴いてないけど)。
「君は いい 君は 気づかないでいい」(CHANT#1)
「何がいらなくて何が欲しいか 自分でも把握できてないな」(SHOPPINGMALL)
tofubeats - SHOPPINGMALL (LYRIC VIDEO)
「ノリだけの時とは何か違う 頭 使っててもまた間違う」(LONELY NIGHTS)
「何が食べたいとか そのくらいも決められないなら
欲してるもの 手に入れられてるかって もうそんなの気にしないで」(WHAT YOU GOT)
tofubeats - WHAT YOU GOT (視聴動画)
「ずっとさ 自分がわかってる 気分でいつも暮らしてたから」(BABY)
「信じたいことは 信じにくいから でも反対には 行けないしなって」(CHANT#2)
tofubeatsの曲で、歌詞でここまでじーんときてしまったのは始めてかもしれない。『水星』ももちろんよかったのだけど、その話題性の大きさと僕が知った頃が半年くらいずれていて、ちょっとリアルタイムさを直に感じられなかったところがある。
何を信じていいのかわからない。昔やりたいと思っていたことも、憧れていた人も、今となってはもう見方は変わってしまっていて、当時みたいに盲目的に信じることができない。じゃあ完全に嫌いになってしまったかというとそういうわけでもなくて、やっぱり良いなと思うところもあって、ぱーんと反対側に行ってしまえば楽なのだろうけれど、そういうわけにもいかない。
別の可能性がある、別の見方がある、ということは贅沢なようで残酷だ。昔は「視野が広がる」ということをプラスに捉えていたし、人生の中でそれが実際にプラスに働く時期もあるのだろうと思う。けれどもう今となってはなんだか辛くて「こういう風な考え方もできる」というのが増えれば増えるほど、どうしていいかわからなくなる。「君はもう 気づかないでいい」と言われると、ちょっと楽だ。
自分がどういう状態かとか、何が食べたいかとか、そういう感覚に鋭敏になればなるほどいいと思っていた時期もあった。実際そういう状態になれたらけっこう面白いのだけれど、どこかで疲れてくる。もっと、ぼんやりと周囲の境界なんてものは曖昧にして漂っていたくなることがある。どうしていいかわからない。何が欲しいか、自分でも把握できていない。
じゃあもういいや、何も考えずにノリで生きるか、とも思うけれどなかなかそういうわけにもいかない。考えすぎても、考えなさ過ぎてもだめな気がして、身動きが取れなくなってしまう。どこまでいっても、どっちつかずなまま、結局1日が終わっていく。
こういう感じにダイレクトに響いてくる感じがしてすごいアルバムだった。iTunesに取り込んでイヤホンつけて聴き始めて、たまに歌詞カード見ながら聴いてちょっと泣いた。
あと装丁もいい。歌詞カードの手触りがすごくいいし、僕は新しいCDを買って歌詞カードのページから漂ってくる印刷の匂いが好きなのだけれど、久々にそれを嗅いだ。ライナーノーツもついていて、Amazonで買うと特典ディスクみたいのもついてきてお得。Spotifyでも聴けてしまうけど、フィジカルに持ってたくなる盤という感じがする。
色々とアルバムに関連してインタビュー記事が上がっていて、こないだちょっと読みかけたけどこれは聴いてから読むべきだと思ってそっと閉じた。いくつか読みたいのがあるけどまずは自分で感想書いてからだな、と思ったのでとりあえずゆっくり消化していこう。2017年に聴くべきと思えるアルバムを、リアルタイムに聴けることの贅沢さよ。
【Amazon.co.jp限定】FANTASY CLUB(未発売音源CD付き)
- アーティスト: tofubeats
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2017/05/24
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もや
もしいましている仕事が、自分から辞めなければ基本ずっと勤めることができるという状況ならどうだろう。もう少し時間の感覚や、お金の感覚や、人との関わりの感覚は変わるのだろうか。
ぼんやりとしてぐらぐらしている時間、そういう時間が続くという前提を与えられたとたん、そういうものを排除するような、なにか確固たるもの、そのように見えるものが欲しくなる気がする。たとえば結婚とか、子どもとか。結婚したら、子どもができたら家族が親戚が、友人が自分が。ぼんやりとぐらぐらしたものに枠ができあがる気がして魅力的に映るだろう。
もやのかかったようなその時間は、ほんとうはもやなんてかかってはいなくて、そのように見えるだけなのだろう。でももやの中にいるとそれが普通な気がしてきて。
ぼんやり、もやっとした、気だるい、鈍った感覚を引きずりながら明日も仕事にゆく。けれどいつかこのもやからは覚めてしまう。
なんか物欲の話
去年古着屋で買ったスニーカーがぼろぼろになったから買いに出たり、けれどどういうのが欲しいのかあまりはっきりしていなくて何店舗もまわったり、人と飲みに行ってみたり、たこ焼きを食べてみたり、コーヒーが切れてきたからそろそろ焙煎しないとなあと思ったけれど結局やらなかったり。今度行く東京でのライブのプランを友達と詰めてみたり、案外お金がかかることがわかってちょっとめんどくさくなってきていたり。職場ではこれまであんまり同僚とお昼に行ったりプライベートの話を自分からしていなくて、けれど最近もうちょっとしてみてもいいのではないかと思っていたり。そういうのって、旅行に行った時に職場にお土産を買うかどうかに表れるよなー、と思ったり。「へー東京行ったんですか?旅行?」「いや、ライブです」「へーなんの?」「 Perfumeです、前から好きで…」という話になるのは目に見えていて、面倒だなと思ってしまう。
あと最近モノが欲しい。かれこれ6〜7年しているSKAGENの腕時計を買い替えたい。 メッシュ状になっている金属のベルト部分がほつれて金属部分が出てしまって服にひっかかる。KNOTあたりがいい。あと歯ブラシホルダーとすだれも。革靴も2年くらい前に古着屋でサイズの合うのを安く手に入れたりしていたけど、そろそろもうちょっと足にフィットするやつで、もう少しすっきりしたシルエットのがほしい。
どついたるねんのアルバムも結局聴いてない。柴田聡子も聴きたいなあ。tofubeatsはAmazonで予約したから来週届くはず。6月はMETROに青葉市子とかユザーンがくる。見にいきたい。
布団の下に敷いているすのこももう一枚欲しいし、なんならマットレス敷きたい。寝袋で十分寝れる!とか言っていたのはもう1年半くらい前の話で、やっぱり柔らかい寝床はいいよね。年だろうか。
あーあとシャツ欲しい。何ヶ月か前に結婚式用に白のシャツを買った時、シャツの選び方を教えてもらった。何もわかっていない頃はとにかく細身のシャツ、とかいって肩幅ぴちぴちのを着ていたり袖丈がやけに短いのとかを着ていた。ちゃんと買うとそこそこ値段するんだよな。けど基準をわかってから選ぶと楽しいよな。
スニーカーの話に戻ると結局ニューバランスのM996を買った。ネットで情報収集していた段階ではアジア生産版のMRL996でいいかなと思っていたけれど実際店で実物履くと断然M996がよかった。色も落ち着いた感じだし、履き心地もMRLはちょっとチープな感じがしたのが気になってしまった。メルカリとか見たらM996も安く売ってたのだけれど、ニューバランスの正規店に寄ったらなんかハイテク体重計みたいので足のサイズと重心のブレとかを一瞬で計測してくれた上に親切にいろいろ教えてくれて、あーなんかこのサービスに差額払うかという気分になって結局正規店で購入した。3Dスキャンみたいで(たぶんそう)カッコよかった。
物欲って何なんだろうか。前職を辞めた時期はあんまり物欲があまりなかった。むしろどんどんモノを捨てて、厳選されて少なくなっていくことに快感すら感じていたこともあった。「断捨離」とか「ミニマリスト」とかいう言葉が出だしたかどうかくらいの時期だった気がする。その時期に比べたら多少なりともお金が入るようになったから、というのもある気がするけど、何か別の自分の精神状態を映しているような気がするんだよな。そういうこと考えずに、生活が破綻しない範囲で適度に欲しいものは入手していけばいいのだろうけれど、まあやっぱり考えてしまう。
でも書き出したらちょっとすっきりしたのでまあよしとしたい。