jibun09の日記

長々とした日記を書いています

2月5日 眼鏡修理

2月5日

久々にこの日は自転車で職場に向かう。正直なところ、昼間のことはよく覚えていない。1日の仕事が終わったらびっくりするぐらいの疲労感が残ったことはしっかりと覚えている。眼鏡を修理に出さないといけないので、スペア用の眼鏡を買いに行く。

職場の同僚に「茶色の丸型がが似合うと思う」と言われたのを思い出しながら眼鏡を選ぶ。店内には外国人の客が多く、みんな適当に冷やかしては出て行くので僕だけがずっと店内にいる感じだった。いくつか候補を選んで、同僚のアドバイス通り丸型の茶色のものに決めて、店員に「これでお願いします」と渡す。

視力検査をするために、奥のスペースに通される。と思ったのだけど、どうやら今の眼鏡の度数に合わせるのなら検査までは必要ないらしい。あの視界の奥で気球を眺めるやつ(未だにあれが何なのかわからない)で眼の状態を調べて、店員も「今の度数で問題なければこれでいきましょうか」とのことだったので、すんなり検査が終わった。

店員が手続きをしている間、ここは外国人の客が多いんですか、と尋ねる。「そうなんです。今はちょうど中国の旧正月なので特に多いですね。うちはスタッフも半分以上が外国人です」みたいな会話を交わす。なんだか、最近は店員と会話したい気分らしい。

待ち時間が30分くらいと短時間だったので、隣のカフェに入ってカフェオレを頼む。二階席に上がってPCを開いてブログを書く。店内はわりと空いていて、ちょうど良さそうなソファ席があったけれど「3人以上でご利用ください」と書いてある。そこをスルーして2人テーブルに腰掛ける。

時間がきて眼鏡を受け取る。その足でいつもかけている方の眼鏡の修理のために眼鏡屋をはしごする。店内に入ると昨日の店員がいて、「昨日もきたんですが…」と言うとすぐにわかってくれて安心した。何やら手続きをしている間に座って待つ。まずは見積もりが出たら電話で教えてくれるらしい。「スペアあったんですね」と言われたので「いえ、なかったので買ったんです」と言うと、なぜか店員に「いやあすいませんね〜」と謝られた。でもとってつけた会話という感じもしなくて、気持ちのいい人だった。

帰ってYoutubeを見ながらひとり分の味噌鍋を食べて、少しネットで調べ物をしてから眠る。

2月4日 息切れ・眼鏡・ボヘミアン

2月4日(月)

久々の出勤。朝起きると身体がだるい。けれど絶望的に出勤できないとかそういうわけではなかったので大人しく職場に向かう。いつも通勤に使っている自転車は職場に置いてきてしまっているのでバスに乗る。大通りを行く道すがら、胸の奥が苦しい感じが続いているなと思う。やっぱり調子はあまり良くはない。デスクに座ってもなんだか息切れする感じがして、午前中に同僚と打ち合わせがあったのだけど同僚は同僚で色々とあったようで、お互いの近況を話していたら昼前になってしまった。

こういう日は気分転換が必要だと思い、休憩時間にスマホで映画の上映スケジュールを調べる。こういう日に見るべきはアクションとか、情報量やテンポの早いものがいいと思ってページをスクロールすると「ボヘミアンラプソディ」が目に入る。ドラゴンボールとかマスカレードホテルも気になったけれど、ボヘミアンを観ることに決める。

日曜日に眼鏡を落としてフレームに傷が入って歪んでしまったので、映画に行く前に眼鏡屋に行く。その場ですんなり直るものと思っていたら、修理に一ヶ月かかるらしい。スペアの眼鏡なんて持っていないので、後日出直すことにした。とりあえず応急処置をしてもらって「そーっと使ってくださいね」と店員から念を押される。「地震とかで壊れちゃったら困るけどなかなかスペア作らなかったんですよね」と、自分にしては珍しく店員とフランクに喋っている。

映画開始まであと30分。夕食は上映後かなと思っていたけれどお腹が空いたのでマクドナルドに入ってテリヤキのセットを頼む。テリヤキはいつも、包装紙を開けると全体的にペチャンコで頼んだことを後悔する感じがある。けれどいつも注文するときは忘れている。

いつもの自販機でクラフトボスのカフェオレの小さいサイズを買って映画館に入る。この間何かの記事で映画館の維持はドリンクやスナックに寄るところが大きいというのを読んでいたので、少し後ろめたさを感じながら受付を通って自分の席を探す。館内はそこそこ人が入っていて、けれど隣が空いていたのでコートを置かせてもらう。予告が流れる中ガサガサと大丸のビニール袋を下げたダウンを着た年配の男性が僕の前を通って2つ隣の席に座った。入ってくるタイミングとか、予告中にスマホ開いたりしていてちょっと心配だったのだけど、案の定上映中に隣の客にたぶん「ポップコーンの音がうるさい」とか悪態をついていた。まあそれ以上何もなかったのでよかったけれど。

映画はとてもよかった。僕はクイーンの音楽はあまり知らないし、特別思い入れがあったわけではないのだけど、ああこれは自分の存在を認めてもらう喜びを描いた作品だと思ってぽろぽろと泣いてしまった。エンドロールで流れた、婚約者とのその後の関係性の解説も染み入るものがあった。たとえ性愛の対象とならなくても大切な人というのはいるし、互いのあり方を尊重しながら関係性を続けていけるのはとても素敵だなと思った。現実はもっとドロドロとしていて混沌としているのだろうけれど、なんだか勇気付けられたような気がした。いい映画だった。

駐輪場で支払いを済ませて帰宅するともう10時だった。そそくさと風呂に入ろうと思ったけれどプロフェッショナルがMIKIKO先生の回で、最近調子の悪いレコーダーが案の定仕事をしなかったので、結局風呂を挟んで最後まで見てから床についた。

2月3日 からふね屋

近所のからふね屋に来てパフェを食べている。朝Twitterか何かでパフェの写真を見て完全に感化されてしまった。今日は節分で、近くの神社で催しがやっていてそのせいか店内に入るまでに少し並んだ。けれど店員に呼ばれて二階に上がってみると席はがらがらで、水のグラスやナプキンが散らかったテーブルがいくつも放置されていて、単に店員の手が回っていないのだとわかる。

注文して20分くらい待っただろうか、ドタドタと音をさせながら歩く長髪の男性店員がパフェを運んできた。「コーヒーすぐにお持ちします」と言ったきり、ガラガラの禁煙席の片付けに向かったりしていて効率が悪いなと思う。飲食店のサービスに過剰な期待をかけたりはしないほうだけれど、もうちょっと効率よく動いてほしいなと思いながらコーヒーを待つ。

しばらく本を読みながらパフェを食べる。けれど半分くらい食べたところで気分が悪くなってきた。半分の量くらいがちょうどいいのかもしれない。なんだか残すのもな、と思いながらちびちびと生クリームを口に運んでいる。

昨日、親しい友人が開催する催しへの参加をキャンセルしてきた。彼は僕にとってとても大事な人で、一時期メンタルが落ち込みかけていたところを元気に乗り越えられたのは彼のおかげだといっていいと思う。直接会って話をして、キャンセルします、やっぱり参加します、みたいに自分の主張が二転三転して、結局帰りにキャンセルすることに決めてメッセージを送った。彼からまだ返信はない。

ころころと自分の主張を変えてしまったことへの後ろめたさや、彼の中で僕の信用はがた落ちではないかとか、そういうことを考えて気分が落ち込んで、部屋の中を散らかしたまま昨日は寝てしまった。今日起きてからも気分が落ちきっていて、スマホで鬱のセルフチェックをして「軽度の鬱が疑われる」みたいな結果を見ながらだらだらしていた。

別に彼の催しに参加するから僕は彼の友人だということではないだろう。それは頭ではわかっているつもりなのだけれど、その辺りが未分化で、だから少し距離を取ろうとしているのかもしれない。彼のやろうとしていることは一種の表現活動で、それはもう真摯に彼はそれに取り組んでいる。僕もそうした活動をするのは面白いと思っていたのだけれど、だんだんそれ自体が面白いのか、彼と何かできるのが面白いのか、わからなくなってきた。だんだん、彼に気に入られるためにやっているのではないか、みたいな気持ちがわいてきて、居心地が悪くなってしまった。

なにかを表現するということは楽しい。それは自分にとって今後もそうだろうと思う。自分の中で仕事の位置付けが前と変化していて、以前よりももうちょっと仕事がんばろうかなとか、組織の中で役割をきっちり果たすみたいなことをもう少しやってみたくなってきている。別に出世しようとかのし上がろうとか、でかい仕事がしたいとかそういうわけではないのだけど、前ほど仕事に絶望していない。ある程度、自分に安心感やアイデンティティや、自己実現の機会を与えてくれるものだという認識に変わってきている。

だから、催しに参加する別の友人が「自分には表現活動しかない」みたいなことを言うのを聞いていて、ああ自分は特段そういうわけではないなと感じてしまった。「本気で表現活動をしていきたい人」かどうかの判定をされているような気分になってしまったのだと思う。僕は、自分の生活の中に、他人とうまく調和を取りながら仕事を遂行したり、あるいは人と話す中で自分が広がっていくような、物事の精緻さや解像度が上がっていくような体験をしたり、感じたことを書き留めて誰かに見てもらったり、そういうことを今後もしていきたいのだと思う。

まずは自分の生活を、しっかりやりたいなと思う。

 

10月31日

今日はいつもよりも目覚めが悪くてしばらく布団の上で悶えてから起床。パンと卵とベーコンを食べて家を出る。気温がずいぶん下がっていて自転車が寒い。

いつも通りの時間に職場について午前の業務を粛々と。隣の席の人が通信の大学院に通っていて論文を書いているという話を聞く。最近はまっているものとかあるんですかと聞かれたので、

news.livedoor.com

これの話をする。俳句、以外とパズル的に楽しめるものだとわかって面白い。

打ち合わせが入っていたので少し早めに昼休憩。午後からもいつもと変わりなく粛々と。最近はまだ仕事が落ち着いているので、ちょっと雑談などしながら仕事を進める。

終業後にチューハイとお菓子などを買い込んで帰り、残りごはんでチャーハンを作る。フリースタイルダンジョンを見ながら完食。

バチェラーのシーズン2が佳境で、チューハイを飲みながら鑑賞。実は数ヶ月前にTwitterで最後に選ばれる女性のネタバレ写真を見てしまっていて、もう最終回前なので結果が見えているも同然。女友達からはバチェラーなんか男が見て楽しいのかと言われたけど、見始めたら面白い。今日は一人なので酒飲んでゆっくりしようと思う。

10月29日

今日職場で何か日記に書きたいなと思ったことがあったけれど忘れてしまった。ちょっと何か書き始めると、書きたいスイッチみたいなものが入るのか、しばらく離れていた「日記を書く」ということがまた身近なものとして戻ってきた感じがする。

ここのところ体調が良くなくて、咳が続いていたので土曜日に内科に行って薬をもらってきた。構成物質を処方されたのだけどその副作用でお腹を下してしまって、色々と調べたところ途中で飲むのをやめるのもリスクがあるらしく、仕方なく飲み続けている。とりあえず今日はその最後の2錠を飲む日で、今日のところは下さなかったので安心した。

帰りにカフェに寄って帰ってきた。なんかまっすぐ家に帰りたくなくて、たまに行くコーヒーの美味しい店。濃いめのやつとシフォンケーキを食べて小一時間だらだらして帰宅。アフター6ジャンクションのtofubeats「川」mixを聞きながら夕食。この1週間でずいぶん寒くなった感じがする。自転車こぐと冷える。

「あなたの実績にしてはどうか」といって仕事を振られることがある。そういうのが合うキャリアの人もいると思うけど自分の場合はあまりそういうのを目指していない。立場的にはそういうのを求められてもおかしくないので、自分の求めているものとミスマッチを起こしていると思う。仕事は粛々と、求められることにきっちり応えていってお賃金をいただければそれで良いという考え方だ。少なくとも今は。

近況

日記を書くのが久しぶりすぎて何から書いていいのかわからないのだけど、とりあえず引っ越しました。前に一人暮らししていたマンションから徒歩5分くらいの場所。この一ヶ月は引っ越し作業にかかるあれこればかりしていて、職場の同僚が「きっと今はアドレナリン出てるから、ちょっと落ち着いたら体調にきますよ」と言ったとおりになった。つまりは風邪をひいた。

僕はあまり風邪をひいても熱が出なくて、頭がぼーっとして身体がだるくなって、時によって鼻水や寒気、今回は咳が出る。おとといは出勤したものの朦朧としてきたので午前で帰って、昨日は1日休みにして寝ていた。引っ越し先で同居することになった恋人の作ってくれたおかゆやおすましを食べて、今日ははちみつをなめたりして、少しずつ良くはなってきている。

まだまだ部屋はダンボールだらけで、とりあえずキッチンまわり、風呂、トイレなどを整えたきりで、趣味に関するもの、本やCD、カメラなどは箱の中に眠っている。引っ越す前はあれをここに置いて…とか色々と想像していたけれどそんなことまで手が伸びるのはまだまだ先になりそう。

あと今回住むことになった家は古くてボロい借家で、テレビアンテナがなかった。知人に引っ越すと伝えると「一軒家!?」とびっくりされるけど実態は2階建ての木造アパートみたいもので、裏のおっちゃんのくしゃみがかなりクリアに聞こえたりする。

古くて味のある家に住みたい、というのが僕ら二人の希望で、それにはちょうど合致する家だった。アクセスの割に家賃が安くて、床材は無垢のものになっていたりして、とても雰囲気がいい。その点はすごく満足しているのだけど、風呂はボロいし日当たりは悪いし1階は寒いしでまだまだ慣れないなと思う。急いで取り寄せた室内テレビアンテナもちょっと映りが悪いのでどうしようかなと思う。

仕事の方もいろいろあって、今後の身の振り方をどうしようかなと思っている。やっぱりあれだ、安定した職につきたいなと思う。今時なんの仕事していても安泰というのはないのだろうけれど、せめて雇用期間に定めのない形で働きたいなと思う。「やりがい搾取」なんて言葉がよく言われるけれど、やりがいとか、仕事の手応えとか、仕事の中でやりたいこととか、そういうのは環境が保証されて初めて出てくるものだよなと思う。

とりあえず風邪を早く治して、部屋を整えて、コーヒー焙煎して、カレー作って、古本市行って、外で酒飲みたいなと思う。色々なあれこれは、それからやろうかなと思う。

6月11日

すごく久しぶりにブログを書きます。

ずいぶん前に書いた記事に、もう2ヶ月くらい前にコメントをもらって嬉しくなって、けどコメントに返事もできずにいて、ようやく今日コメントを返しました。で、ずっと更新してないなあと思っていたこのブログにも、ちょっと何か書いてみようかなという気がして、書いてみています。なぜですます調。

この半年くらいで、ずいぶんいろいろなことが起こって、自分でもびっくりしています。彼女と一緒に住もうという話になって、向こうの実家にも行ったりとか。向こうも僕の実家まで来てくれたりとか。

仕事は相変わらずで、けどこの4月でだいぶ人の入れ替わりがあって、けっこうストレスがかかっていたようで体調崩したりとか。

仕事がらみでいえば、半分ノリで地元の市役所の職員採用試験に応募したのだけど書類で落ちました。気持ちのどこかで「書類通ったら面接か〜」「もし受かってしまったらどうするかな…」とか考えていたのが完全に不毛でした。

あとは歯ぎしりが酷すぎてわざわざ電車に乗って良さそうな矯正歯科に行ったり(治療に使うマウスピースみたいなのが十数万でおののいている)、森道市場に行こうとしたけど麻疹がちょっと怖くて諦めたり(ちょっと過剰反応だったと思う、けど豪雨だったらしいので行っても凍えていた)。

気づけば今の仕事も最長であと2年を切っていて、無期雇用への転換試験を受けるかどうかの瀬戸際にいる。まあこれも市役所と同じで受けたからといって受かるとは限らないのだけど。もし受かっても土日完全休みじゃないのが嫌だなあとか思っている。

いつの間にかですます調でなくなっていた。たまにこのブログを覗いてくれていた人たちは元気かな。たぶん東京に住んでいてわりに年の近そうなあの人とか。たまにスターをもらうと嬉しい。

またちまちまと書こうかなと思います。