jibun09の日記

長々とした日記を書いています

出勤の日

今日は久々の出勤だった。
うちの職場は夏季休暇が長い。ラジオから「お盆明けの出勤は辛い」というリスナーのコメントが流れてきていた時はまだ休みの途中で、自分にとっては今日がその日だ。
通勤のバスの中で「ああ自分は社会的な存在なのだなあ」と思い出す。休みの期間が長いと変わってしまうあるモードみたいなものがあって、通勤のバスが走って職場に近づくにつれて少しずつその「モード」がかさぶたみたいにぺりぺりと剥がれていく感じがする。それはどう考えても乗りたくない時間に乗りたくないバスに乗って早くも「帰りたい」と思っていながらでもバスに乗っているからで、その状況がすごく嫌だとは思わないけれどそのことでモードの変化を感じる。
なんだかんだで9月も休みが多い。今日は 何日かの休みの日が決まって、さてどうしようかと考えている。去年くらいであれば、休みだからどうしようという風にはあまり考えなくて、むしろその「モード」になれるだけの時間があるというか、「モード」として意識することもなく過ごしていられた。今日の感じからすると、「モード」は「モード」として意識されてしまっていて、いざ休みが多いとどうしていいかわからない。いっそ出勤させてくれという感じがよぎったりしていて、なんだかなと思う。働くことで得られること、それはお金であったり充実感みたいなものを欲しているのだなということを感じて、どういうわけか少し残念な気持ちになる。そういうものとは別の何か、それは「モード」を「モード」として意識しないような状態の時に起こるようなことがおもしろかったはずなのに、という過去の自分の体験に対するうらやましさから来ているような気がする。けれど今、休みを持て余す感じというのはやはりある。
しかしなんだか今日は疲れていて、たいした仕事をしたわけでもないのにもう眠い。昼間もお昼を食べる前から眠くて、なんだか気合いも入らない。早く帰ったから本でも読んで何か書くかと思ったけど、さっきうたた寝して目が覚めてこれを書いている。