jibun09の日記

長々とした日記を書いています

12月4日

僕は月収が低い。

具体的にいくらかとかは書かないけど、年齢とかからするとずいぶん低いほうだと思う。それでも前職から比べると上がったほうで、今の仕事につく時はこんなにもらえるのかと驚いた。この給与額で2年と少しやってきたわけだけれど、給与交渉したら上がるんだろうかみたいな気持ちが最近出てきて、次の面談の機会には交渉しようと思っていた。

この間とある用件で職場の同僚の人と話す機会があって、その人とはわりとフランクに話せる感じだったし話の流れ上給与額の話になったのだけれど、さすがにそれは買い叩かれすぎだと驚かれてしまった。僕は確かに今の給与に満足しているわけではないし、今年の面談では上がるよう交渉しようと思っていた。けれど他の人に「さすがにその額では…」みたいな言われ方をするとなんか惨めな気持ちになる。そこまでお金は貯まらないけれどとりあえず問題なく暮らせていて、まあ欲を言えば上がったらいいな、いやこの水準の仕事求められるならもっと上げてもらわないとな、という感じだったのが急になんだか「僕は貧しいのか…」みたいな気分になる。

「お金はあればあるほどいい」というのはつまり、「あってもあってもきりがない」とも言える。最近Twitterとかで年収云百万以上の人は税金が高くなる云々といった話題が流れてきていたけれど、自分にはまあ程遠い話だなと思った。とりあえず、「お金は百万までは稼げば稼ぐほどよいが、それ以上は稼いでも変わらない」と言えるんだろうか。

ちょっと前はお金で測れないもの、貨幣経済の外にあるものごとの価値にすごく惹かれていた気がする。けどその時期は実家暮らしで生活費を一銭も入れていなくて、奨学金の返済も残っていて前職時代に貯めたお金でライブとか行きまくっていた。めちゃめちゃお金必要だったし使ってんじゃん、と昔の自分に突っ込みたくなる。

このあいだphaさんが出てた「ニッポンのジレンマ」で「コミュニティが職場だけに偏るときつい」という話があって、これは本当にそうだなと思った。僕は前職、なんかプライベートもひっくるめてほとんど仕事に投入していた感じがあってバランスを崩した。なのでそこを辞めてからはその反動で色々な人と知り合ったし、生きて行くうえではお金も稼ぎつつ、そういう労働の現場以外で人とつながったりしていたら、なんとか生きていけるのではないかという気もしている。

給料上がったらいいなあ。上がっても家賃の高い家に引っ越したりするつもりもないし、生活水準をすごく上げたいみたいなことも思わないので、とりあえず貯めたり、ちょっと欲しいものを買えることが増えたりするといいなと思う。