jibun09の日記

長々とした日記を書いています

7月26日

今日は休みだった。疲れていたので昼前まで寝て、シャワーを浴びて洗濯をして、散らかっていた部屋を少し片付けた。平日のうちに銀行に行って通帳の繰越をしないといけないと思っていたので、部屋を出る。

道すがら、すき家に寄ってうなぎ丼を食べる。数日前から無性にうなぎが食べたかった。倫理的にどうなのかな、ちゃんとしたうなぎ店で食べたほうが美味いだろうし、人を誘って食べに行けば絶対いいよなとか思っていたけれど、ちょうど今日は昼食を作る気が起きなくて、家を出る前から「うなぎだ」という気分だった。もちろんちゃんとしたうなぎ店に行けばいいのだろうけれど財布事情の問題もあるので、牛丼屋にする。学生の頃の自分なら、やめておくべきかな…みたいな気分が勝った気がするけど、食べたいものは食べたい。美味かった。

再来週、長野に行くことが決まった。友人が働いていて、遊びに行くことになった。自分にしては珍しくアウトドア的なイベントなので、サンダルがいるよなあ、けどあんまり高いのを買ってもなあ、いやまたフェスに行くことがあれば履けるよなあ、などと考えながらいくつかの店を出入りした。あと夏場にかぶれる帽子もほしいなあと思っていたけど、いまひとつ気持ちが固まり切らず、結局なにも買わずに街を歩く。

そうしてぶらぶらしていて、今日初めて入った古着屋でアロハシャツを衝動買いしてしまった。普段、アロハシャツはどぎつい感じの柄が似合わないと思って着たことがなかったのだけど、一目惚れしてしまった。店員さんから「ビンテージものとか好きなんすか」と聞かれて、なんかうまくやりとりできなかった。なんというか、自分の好みが言語化できていない。ブランドに詳しいとか、コレクター的に収集しているとか、ビンテージが特別好きとか、そういうわけではないし、普通にユニクロとかセレクトショップの服も着るけど、たまたま気に入った一点ものの服とかを見つけると嬉しくなるし、ちょっとクラシックな雰囲気の出る服とかは好き、というのは今だから言える。あの試着室ですらすら言えたらよかったのになあ、と思う。

服、理由や条件をつけて探したりしている時って、「めちゃめちゃ気に入ったもの」とかには出会いにくい気がする。長く気に入って着ている服って、たまたま店で見つけてすごく気に入ってしまって、値段を見てちょっと躊躇して、けど欲しいから若干の背徳感とともに買ってしまったもの、とかが多い気がする。気温差とか天候の変化から身を守るために服を選ぶ時はもちろん条件も大事で、そういう場合はできるだけ条件をハッキリさせておいて、最低限その条件に該当するものを予算内で選べばよいのだと思う。見るたびに嬉しくなるようなお気に入りは、たまたま出会えてラッキーくらいのもので、だから服を見るのは楽しいなと思う。